席を譲らない理由

僕が電車でニンジャに席を譲らない理由

友人がニンジャになり、誰の目にも明らかなレベルで危険なアトモスフィアを醸し出しているのだが、どうやら予想していたほど席を譲ってもらえないらしい。カラテも悪くないし、そこそこのグッドルッキングガイなのだが、彼に話したことをショドーしてみる。

まず、ニンジャに気づかないケースだ。恥ずかしながら、僕は彼と話をするまで、電車にニンジャがいるということをそれほど想定してこなかった。豊満なバストには一瞬で気づくが、ニンジャには気づかないのがむしろ一般的なんじゃないかと思う。

また、座っていると、立っているときよりもさらに他の客に興味がなくなる。寝るか読経するかIRCチャットするかみたいな状態では、目の前に大きなスリケンがあっても気づかない。

席を譲らない理由

次に、そもそも僕は座るためにやることをシッカリやっている。他人を押し退けて空席を目指すのではなく、座りやすいマルノウチから遠く離れた郊外に住み、比較的空いている電車を選んで乗っている。電車を1本見送ることもある。それを、なんの努力もせずにあとから乗ってきただけの人に譲るというのは、どうも癪にさわるのだ。

何が言いたいかと言うと、座っている人は、タフガイを気取って座っているのではなく、座っている事情があるかもしれないということだ。

若いくせに座って反射神経ストームやってる大学生は、バイトでヘトヘトの苦学生かもしれないし、満員電車で化粧をしているマイコも、毎日ガイオンでヨイデワナイカ・パッション重点されているかもしれないのだ。

電車にはいろいろなヤクザやパンクス達が乗っており、しかもいちいち他人を観察する余裕なんてない。ただそれだけのことであり、マナーごときで人格否定して腹を立てるなんてそれこそ損だ。サイオーホース、イソガバマワレ、他人には期待せず。どうせ僕たちは、ニンジャを頂点とする食物連鎖の最下層に位置するか弱い被食者なのだから。

 

参考リンク:
僕が電車で席を譲らない理由 – 自分の頭で考えた結果
kangaetakekka.hatenablog.com


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