「ゴネる」「約束を必ず守ります」「筋を通します」
静岡県の川勝知事の行動と発言が、再び波紋を広げている。
2021年6月の知事選で4期目の当選を果たした川勝知事は、「給与・ボーナス未返上」という約束を再び反故にした。
同県の御殿場市を貶める発言、いわゆる「コシヒカリ」発言が発端となり、知事辞職勧告決議案が提出、可決されていた。
川勝知事は「その年(※2021年)の12月の給与やボーナス、約440万円を返上する」と発言したにも関わらず、返上に必要な条例案の提出を見送り、給与やボーナスを返上していなかったことが明らかになったのである。
「法的な拘束力なし」「相手にされなかった」「筋を通します」
「給料の返上は私の意思だが、議会に相手にされなかった」と謎のロジックを繰り広げ、日本全国民をあきれさせている。
不信任決議とは異なり辞職勧告には強制力はないため、実質居直り状態である。
驚愕!川勝知事が約束を守れなかった理由とは?#川勝平太https://t.co/j6B3ad1tsj pic.twitter.com/UMJ8FQBWDh
— ダイヤランドNEWS (@dialand_jp) July 6, 2023
「ガバナンス」「バイオレンス」「議長もヤバイ」
いまや国内は知事だけではなく、議会も腐っている。
チバ県の長生村では、女性に暴力を振るい傷害罪で罰金二十万円の略式命令を受けた東間永次議長(77)が辞職するまで、3回もの議員辞職勧告決議を要した件は、記憶に新しい。
【全会一致で承認】千葉・長生村議長の議員辞職https://t.co/8iuQ1AcWaz
議長は、女性職員にケガをさせたとして罰金刑が確定したあとも議員を続ける意向を示していた。しかし、議長職の辞職が可決され、さらに議員辞職願も提出したといい、30日午後に承認された。 pic.twitter.com/NngcmXoib0
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 30, 2023
地方のガバナンスが問われる時代、ラップバトル選手権によって知事を決定する未来は近い。