ニンジャはいる

オバマ大統領来日と「忍殺」アニメ化、その奇妙な符合

国賓として来日したアメリカ合衆国大統領、バラック・オバマ氏。

プライムミニスター・アベとスシを和やかに食し、歓迎式典もしめやかに執り行われ日米同盟の重要性を相互に確認したと言われるが、その一方で今回の訪日とサイバーパンク・ニンジャ活劇小説『NINJA SLAYER』アニメ化との関連性が指摘されている。

 

ニンジャ真実と歴史問題

既に旧聞に属する話ではあるが、重点ティーザー期間を経てアニメ・アダプテーションが発表されたのは4月2日(日本時間)

ニンジャスレイヤーは、今までのどの物語よりニンジャ真実とその歴史を正確に伝えていると言われているが、それがアメリカ人の筆によって描き出されているというのは、偶然ではない。

ご存知のように、日本ではニンジャについて厳しい言論監視が行われており、常識的な範囲でのフィクション化やパロディ化は認められているもののその存在を否定するような記述はタブーである。

ニンジャはいる
(C)地獄のミサワ

 

アニメ化によるNRSの懸念

しかし同様に、ニンジャ真実をリアルに描いた作品は今まで出版されてこなかった。

懸命な読者の皆さんはご存知であろうが、ニンジャにもっともゆかりがあるにも関わらず、先進国の中で最もニンジャ真実について隠匿がなされているのはほかならぬ日本である。(例えば、アダムとイヴに禁忌を犯せしめたのは蛇に化けたニンジャである事は日本の教科書には記されていない)

ニンジャ真実は日本人のDNAに刺激が強すぎる為、NRSを引き起こさせないようにという配慮である…というのが政府のタテマエだが、実際は現在の支配階級による富と武力の独占という趣が強い。

ディセンション(※)の増加とニンジャ真実の開示度には統計的に強い相関があるとされ、今回のニンジャスレイヤーのアニメ化は国内のニンジャ人口の増加に繋がると見られる。重要な規制対象であった事は想像に難くないだろう。

ニンジャスレイヤー ピストルカラテ決死拳 (キョート殺伐都市 # 5)

『彼が語るのは「ネンコ」と呼ばれる、暗黙の不文律階級システムだ。戦国時代の無秩序時代への反省から、日本に脈々と受け継がれたドグマ的な序列価値観……。』「ビガー・ケージズ、ロンガー・チェインズ」より

 

ディセンション増加に将来を期待

しかし、日本にも悠長な事を言っている時間は無くなってきている。

少子高齢化が進み、次々とダイオウイカが深海から水揚げされるマッポーの世にあり、同盟国としてニンジャ真実の開示はマッタナシというのが米国の思惑であり、喉元につきつけられたサスマタのようなメッセージであった。

TPP交渉やアジア安全保障といったテーマの影に隠れたオバマ大統領来日の本当の目的は、アメリカ政府の水面下の働きにより実現した「ニンジャスレイヤー」アニメ化へのお祝いだったのではないだろうか。

一読者としては、そういった政治的な思惑を抜きにしてアニメ化を心から喜び、堪能したいという気持ちでいっぱいである。

(※)ニンジャソウルの憑依により、モータルがニンジャとなる事

 
Text by Admin-San(原文/訳:Admin-San)

 
関連リンク:
皇居でオバマ大統領の歓迎式典
www3.nhk.or.jp

NINJA SLAYER
ninjaslayer-animation

Ninja conspiracy
uncyclopedia.wikia.com


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